ABB FIAフォーミュラE世界選手権では、現行のGEN3マシンを使用するシーズン12も残すところあと7戦となり、今年後半から始まるシーズン13では進化したGEN4マシンが登場します。GEN4はGEN3に比べて大幅な性能向上が図られています。レース時の出力は300kWから450kWに、さらにアタックモード時には350kWから600kWへと大幅に引き上げられます。また、アクティブ4輪駆動の採用によりグリップ性能が向上し、コーナリングスピードも大きく向上します。
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ワールドチャンピオンのローランドは次のように述べています。
「GEN4マシンのパワーには本当に驚かされました。特にフロントの駆動が大きくパワーアップしており、これによる非常にユニークな挙動に慣れる必要があります。性能面でもGEN3から大きく進化しており、とても印象的でした。高いダウンフォースによって、これまで以上のグリップが得られますし、ディファレンシャルや四輪駆動、先ほど触れたフロントアクスルの追加パワーなど、新たな技術的要素も多数あります。パワーはほぼ倍増しており、加速は非常に鋭く、すべての動きがより速くなっています。シャシーも改良されており、現行のマシンより乗り心地も改善されている点はドライバーにとって大きなプラスです」
GEN4マシンへの適応には一定の時間がかかる可能性がありますが、ローランドはこのマシンの進化は自身にマッチすると考えています。
「テストを通じて徐々にマシンに慣れ、すぐにスピードに乗ることができました。最も対応が必要なのはパワーステアリングです。これまであまり使ってこなかったため、ステアリングを通じて限界を感じ取る方法や、性能やパワー、ドライビングスタイルの最適化を学ぶ必要がありました。パワーとダウンフォースがこれまでのマシンとのもう一つの大きな違いです。トップスピードも高くなっていますし、コーナリングスピードも同様です。技術的な観点からマシンをどうセットアップするかに大きく左右される部分もありますが、マシンの最大限のパフォーマンスを引き出そうとすることについては、今までと変わりません。また、ブレーキのフィーリングはより良い進化をしていると感じました」