フォーミュラE

日産フォーミュラEチーム、第10戦のモナコで今季初の勝利を飾る

2026年5月18日

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日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:イヴァン エスピノーサ)は、同社のフォーミュラEチームがモナコで行われたABB FIAフォーミュラE世界選手権2025/26シーズン第10戦において、オリバー ローランドが今シーズン初優勝を飾ったことを発表しました。

5月16日(土)に行われた第9戦、ローランドとノーマン ナトーはそれぞれ12番手、および14番手からのスタートとなりモンテカルロ市街地コースに苦戦しました。ローランドは序盤にエネルギーをうまく温存しトップ10圏内に浮上したものの、パンクによりピットインを余儀なくされました。その後、ピットブーストのため再度ピットに入り、良好なペースを見せたものの順位回復には至らず、15位でフィニッシュしました。一方、ナトーはレース序盤にタイヤ内圧違反によるペナルティを受け、懸命に挽回を試みたものの14位でレースを終えました。

 

翌17日(日)の第10戦予選では、両ドライバーともに1周のパフォーマンスを向上させ、ローランドはデュエル進出を果たし8番手グリッドを獲得。ナトーはわずか0.017秒差で惜しくもデュエル進出を逃し、9番手からスタートしました。

 

決勝でローランドは序盤にエネルギーを温存しつつ好機を待ち、20周目に最後の6分間のアタックモードを使用。この戦略により、発動からわずか3周で首位に立つと、その後はレースを完璧にコントロールし、今季初優勝を飾りました。さらにファステストラップも記録し、追加ポイントを獲得しました。ナトーは序盤から10位以内で好レースを展開していましたが、5周目の最終コーナーで他車に押し出され防護壁に接触し、マシンにダメージを負ってリタイアに終わりました。

 

次戦は6月19日~20日に2019年以来となる中国の三亜(サンヤ)での開催が予定されています。

トマソ ヴォルペ(日産フォーミュラEチームマネージングディレクター兼チームプリンシパル)「モナコで2年連続の優勝を達成でき、大変嬉しく思います。土曜日の第9戦はレースペースは悪くなかったものの両ドライバーとも不運に見舞われました。しかし、第10戦はチームとして素晴らしい巻き返しを見せることができ、ローランドが8番手からの素晴らしい走りで優勝を手にしました。この2戦は今シーズンを象徴する内容であり、1戦目は不運でしたが、2戦目では我々の実力を示すことができました。この勝利をきっかけに、シーズン後半に向けてポテンシャルをさらに引き出し、安定したパフォーマンスにつなげていきたいと考えています。」

オリバー ローランド(日産フォーミュラEチーム ドライバー)

「今シーズン初勝利を挙げることができ、とても嬉しいですし、再びモナコで勝てたことは特別な意味があります。第9戦は、避けられないパンクで悔しい結果となりましたが、そこで見せたペースが翌日に向けた自信につながりました。第10戦はハイペースで展開する混戦のレースでしたが、冷静さを保ち、レースプラン通りに進めること、そしてトラブルに巻き込まれないことが重要でした。チームからの情報も的確で、2回目のアタックモードを完璧なタイミングで使うことができ、常に自信を持って走ることができました。シーズン前半は波がありましたが、予選を改善できれば、今後は常に上位争いができると確信しています。」

ノーマン ナトー(日産フォーミュラEチーム ドライバー)

「自分にとっては厳しい連戦でした。第9戦は予選がうまくいかず、その後のペナルティでレースが台無しになりました。第10戦は周回ペースが向上し、序盤はローランドと連携しながらエネルギーを温存ながら順位を維持できていました。しかし5周目の最終コーナーで他車に押し出されて防護壁に接触し、リタイアを余儀なくされてしまいました。良いスタートを切れていただけに残念です。戦略も良かっただけに、本来なら順位を上げることができたはずなので悔しいです。ローランドの優勝を祝福するとともに、今後のレースで巻き返し、大きなポイントを獲得できると信じています。」