フォーミュラE

日産フォーミュラEチーム モナコの市街地で更なる飛躍へ

2026年5月12日

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日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:イヴァン エスピノーサ)は、同社のフォーミュラEチームが今週末、世界的に有名なモナコ市街地サーキットで開催されるABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン12(2025/26)の第9戦、第10戦に参戦することを発表しました。

第7戦、第8戦のベルリンではオリバー ローランドが2戦連続となる今季4回目、および5回目の表彰台を獲得。さらに第8戦ではノーマン ナトーも力強い走りでトップ5に入り、チームに貴重なポイントをもたらしました。

 

ローランドとナトーは今回、モータースポーツ界で最も象徴的な舞台のひとつである、歴史あるモナコの市街地コースに挑みます。昨年のダブルヘッダーでは、ローランドは第1レースで勝利、第2レースで2位、さらにポールポジションも獲得し素晴らしいパフォーマンスを披露しました。フランス人ドライバーのナトーにとっては“ホームレース”ともいえる存在であり、出生地カンヌはここからわずか約50kmの場所にあります。ナトーは2014年にフォーミュラ・ルノー3.5で優勝、2016年にはGP2シリーズのフィーチャーレースで2位を獲得しており、今回もベルリンでの5位入賞の流れを維持したい考えです。

 

1929年以来ほとんどレイアウトが変わっていないモナコのコースは、モータースポーツファンにとって非常に馴染み深いサーキットです。カジノスクエア、グラン・ホテル・ヘアピン、ヌーベル・シケインなど、名高いコーナーが数多く存在します。全長3.337km、19のコーナーからなるこのコースは非常にタイトでミスが許されないレイアウトで、ドライバーに大きな挑戦を強います。

 

モナコでは2日間で異なるレース形式が採用されます。第9戦はレース中にピットストップが必須となるピットブーストが導入され、アタックモードの使用は1回のみのため、戦略が一層重要になります。第10戦はピットストップは必須ではなく、従来通りアタックモードを2回使用する形式となります。

 

レースは、5月16日土曜日 現地時間7時30分(UTC+2)のフリープラクティス1で開幕し、予選は10時40分、決勝レースは15時05分に両日ともスタートします。

トマソ ヴォルペ(日産 フォーミュラEチームマネージングディレクター兼チームプリンシパル)「ベルリンでは目標としていた結果を達成でき、素晴らしい週末となりました。とはいえ次戦までのインターバルは短いため、引き続き集中し、効率的な準備を行う必要があります。昨シーズンのモンテカルロでは素晴らしい思い出があり、この特別で名高いサーキットでの勝利は常に大きなモチベーションに繋がります。モナコでは勢いをさらに高め、安定したパフォーマンスを継続し、チームのポテンシャルを最大限に引き出すことが主な目標です。」

オリバー ローランド(日産 フォーミュラEチーム ドライバー)

「ベルリンでの第7戦、第8戦はチームにとって実りある結果で、目標を達成し、レースも非常にうまく運ぶことができました。1ラップのパフォーマンスに自信が持てるようになり、これを次のレースにもつなげていきたいと考えています。モナコは個人的にとても好きなサーキットで、テクニカルなラップに加え、特に「スイミングプールセクション」など素晴らしいコーナーが揃っています。昨シーズンはここで強さを発揮できたのはポジティブな要素ですが、その後、全体順位の差は縮まっています。引き続き1ラップのパフォーマンスを改善しながら、直近の良い流れをさらに強化していきたいと思います。」

ノーマン ナトー(日産 フォーミュラEチーム ドライバー)

「ベルリンでの第8戦は非常に満足のいく内容でした。タイヤとエネルギーをうまくマネジメントしながら、適切なタイミングでポジションを上げることができました。すべてをうまくまとめてしっかりとポイントを獲得できたのは大きな収穫で、この流れをモナコでもつなげることが重要です。モナコは私にとって特別な週末で、ホームレースのような存在です。過去にも他カテゴリーで成功を収めているので、今週末はそのリストにフォーミュラEを加えたいです。フォーミュラEは常に予測不能ですが、今回も大きなポイントを獲得できるだけのポテンシャルがあると自信を持っています。」

サム バード(日産 フォーミュラEチーム リザーブ兼開発ドライバー)

「モナコは非常に特別なコースであり、多くの独特な難しさがあります。コーナーごとに特性が大きく異なるため、とりわけ壁との距離が非常に近い中で走るのは難易度が高いです。路面のグリップは高く、その分、レース前半でタイヤをオーバーヒートさせないように管理しつつ、終盤に向けて適切な温度域に保つことが重要になります。主なオーバーテイクポイントはターン1とトンネルを抜けた先のシケインです。モナコでは伝統的に後方グリッドから勝つことは難しいため、予選が非常に重要であり、少なくとも上位3列以内からスタートする必要があります。」