フォーミュラE

日産フォーミュラEチーム 7年ぶりに中国・三亜での戦いに挑む

2026年6月18日

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日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:イヴァン エスピノーサ)は、同社のフォーミュラEチームが、ABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン12(2025/26)の第11戦に参戦することを発表しました。同地でフォーミュラEのレースが行われるのは7年ぶりです。

日産フォーミュラEチームは、直近4戦で3度の表彰台(前戦モナコではオリバー ローランドが優勝)という勢いそのままに、中国ラウンドに臨みます。ローランドとノーマン ナトーの両ドライバーは、シーズン12の残り7戦で更なる高みを目指します。

 

開催地の三亜はローランドにとって思い出深く、前回ここで開催されたシーズン5(2018/19)では初めてポールポジションを獲得しました。さらに決勝では2位となり、自身、および日産にとって初の表彰台を獲得しました。

 

一方、ナトーは三亜でのレース経験はありませんが、中国では過去に好成績を収めています。フォーミュラEの中国ラウンドではいずれもポイントを獲得しており、シーズン10の上海では表彰台も獲得しています。

 

コースは前回から若干の変更が加えられ、全長は2.236kmから2.52kmへ延長されています。特に前半区間ではコーナーが追加されるなどレイアウトが改良されています。また、連続する2本のロングストレートが主なオーバーテイクポイントとなり、ドライバー同士の激しいバトルが期待されます。

 

6月19日金曜日 現地時間16時30分(UTC+8)にフリー走行1回目をスタート。翌日6月20日土曜日は8時30分のフリー走行2回目に続き、10時40分に予選、15時05分に決勝レースが行われます。

 

今週末、および来月の上海でのダブルヘッダー(第12戦、第13戦)では、中国での合弁会社である東風日産とパートナーシップを組みます。今シーズン2戦以上開催される唯一の国である中国は、日産の革新的なEV技術を披露する絶好の機会であり、同時に世界的モータースポーツイベントの魅力を現地ファンに届ける場となります。この提携により、日産フォーミュラEチームのマシン、ドライバーのレーシングスーツ、ガレージなどに東風日産のブランドが掲出されるほか、最新のEVを紹介するゲストプログラムやファン向けアクティビティも展開されます。

トマソ ヴォルペ(日産 フォーミュラEチームマネージングディレクター兼チームプリンシパル)「三亜に戻ることができ嬉しく思います。2019年にはローランドが素晴らしい結果を残しました。当時の経験は参考になりますが、以降フォーミュラEは大きく変化しています。直近数戦での好調とモナコでの勝利による自信を胸に中国へ向かいます。このインターバル期間中は、中国での3連戦という非常に重要な局面に向けて準備を重ねてきました。中国は日産にとって非常に重要な市場であり、今週末の三亜と7月の上海で東風日産と協働できることを嬉しく思います。競争は非常に接近しているため、最高のパフォーマンスを発揮することが求められます。これまで我々の実力は示してきましたが、今後はこの流れをキープし、シーズン終了まで優勝争いを続けていきます。」

オリバー ローランド(日産 フォーミュラEチーム ドライバー)

「前戦を終えてからはGEN4マシンのテストなどもあり、サーキット内外で忙しい日々を過ごしていました。シーズンも残り7戦となり、ベルリンやモナコでの好結果を受けて良い流れで終盤戦に入れることを嬉しく思っています。簡単ではありませんが、最近のパフォーマンスは大きな自信になっています。三亜は久しぶりですが、シリーズ参戦初期に初めてポールポジションと表彰台を獲得した思い出の場所です。コースは前回と大きくは変わっていませんが、序盤のコーナーに若干の変更があります。短くシンプルな一方で路面の凸凹があり、挑戦しがいのあるサーキットです。今回は土曜日1日のみのレースのため、すぐにペースを掴むことが非常に重要になります。」

ノーマン ナトー(日産 フォーミュラEチーム ドライバー)

「今週末、初めて三亜でレースをするのを楽しみにしています。シミュレーターでは良い感触だったので、実際の走行が待ちきれません。高温が予想されることや、レースにおける戦略の重要性を考えると、非常に難しいレースになるでしょう。エネルギーマネジメントとバッテリー温度の管理が鍵になります。シーズンを通して見せてきた予選での速さを維持し、ポイントの獲得を目指します。」

サム バード(日産 フォーミュラEチーム リザーブ兼開発ドライバー)

「三亜は楽しいサーキットです。前回は予選が非常に重要かつ難しく、砂や埃も多くコンディションが厳しかったのを覚えていますが、今年はエネルギーマネジメントの影響もあり、そこまで気にする必要はないかもしれません。集団戦(パックレース)になると予想され、何が起こってもおかしくありません。コースレイアウトは主にセクター1に変更があり、ターン11も再設計されています。主なオーバーテイクポイントは後半区間で、ターン9のヘアピンと最終2コーナーになるでしょう。」