昨シーズンの世界チャンピオンのオリバー ローランドは「日産e-4ORCE 05マシン」の1号車、ノーマン ナトーは伝統の23号車で初走行を実施しました。両ドライバーは、12月のサンパウロでの開幕戦に向け、すぐにリズムを取り戻しました。
ローランドは279周、ナトーは265周を走破。両者はテストの大半を、性能向上やメカニカルパーツの検証、さまざまなセットアップに費やし、予選やレースシナリオのシミュレーションにも取り組みました。両ドライバーはスピード面でも存在感を示し、4日目にはナトーが午前中のセッションで最速タイムを記録、午後にはローランドがトップに立ちました。
最終日の金曜日には、チームのルーキーでシミュレータードライバーのアビー プリングが、史上2回目となる女性限定テストに参加します。F1アカデミーチャンピオンであるプリングは、2024年の女性限定テストではトップタイムを記録しており、日産フォーミュラE GEN3 Evoマシンでの走行は今回が3度目となります。