オリバー ローランドは、シーズン11においてポールポジション3回、表彰台7回、優勝4回と非常に好調な戦績をあげており、ドライバーズランキングで2位に69ポイント差をつけて首位に立っています。また、テンペルホーフ空港サーキットとの相性もよく2020年にシリーズ初勝利を飾ったほか、昨シーズンには3位を2回獲得しました。
今週末は、リザーブ兼シミュレーター担当のセルジオ セッテ・カマラがローランドとペアを組み、FIA世界耐久選手権の予定により不在となるノーマン ナトーの代役を務めます。シーズン11の開幕からチームと共に活動しているブラジル出身のセッテ・カマラは、シーズン6のベルリン戦でデビューして以来、通算66回のE-Prixに参加し、豊富な経験を持っています。
今シーズン、日産フォーミュラEチームは、これまでの12レース中10レースでポイントを獲得しています。今回のレースでチームランキングにおいて2位から巻き返してトップに返り咲くことを目指しています。一方、マニュファクチャラーズランキングにおいては、4レースを残した現在、4ポイント差のリードを保っています。
ベルリンE-Prixは、ドイツの首都ベルリンの南側に位置する全長2.343キロの市街地コースで行われます。かつての空港敷地を利用した歴史あるコースで、2014/15年の初開催以来、唯一継続して使用されており、これまでに10回のレースが行われています。コースはザラザラした路面で知られており、荒れやすく、タイヤ管理が重要になります。
16:00(UTC+2)開始のフリープラクティス1から始まり、土曜日と日曜日ともに予選は11:20、決勝は16:05開始予定です。