6日(土)午前中、金曜日に通信トラブルでキャンセルされたフリープラクティス1(FP1)に代わり開催されたFP2で、両ドライバーともトップ10入りを果たしました。ローランドはグループAで僅差でトップ4を逃し、加えてシーズン11ロンドン最終戦からの3グリッド降格ペナルティを受け13番手スタートとなりました。ナトーは予選でグループB最速タイムを記録し、デュエルに進出して7番手からのスタートとなりました。
レース序盤、両者は混乱した1周目をうまく切り抜け、ナトーは4位に浮上、ローランドもトップ10にくい込みました。最初のアタックモードでは、両ドライバーが一時的にレースをリードしましたが、17周目に両者が接触。ナトーはピットインを余儀なくされ、その後リタイアしました。
一方ローランドは再びトップに立ち、残り1分でセーフティカーが導入される中、2度目のアタックモードを使用。再スタート後の激しい攻防と赤旗中断を乗り越え、2位でフィニッシュし、シーズン開幕戦で貴重なポイントを獲得しました。