フォーミュラE

日産フォーミュラEチーム、シーズン序盤の好調を武器にマイアミ戦へ挑む

2026年1月27日

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Norman Nato on track in Mexico City

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:イヴァン エスピノーサ)は、同社のフォーミュラEチームが、今週末にマイアミで開催されるABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン12(2025/26)の第3戦に参戦することを発表しました。昨年、2015年以来の開催となったマイアミでのレースは、今季新たにマイアミ・インターナショナル・オートドロームに舞台を移して開催されます。

シーズン11のチャンピオンであるオリバー ローランドは、サンパウロ、メキシコシティと続けて表彰台を獲得し、タイトル防衛に向けて好発進しました。現在ドライバーズランキングで3位につけており、マイアミでさらなるポイント獲得を狙います。チームメイトのノーマン ナトーは、2戦とも良い走りをしているものの、レース中のアクシデントにより思うようにポイントを獲得できていません。しかし、過去にアメリカで開催されたレースでは常にトップ10以内でフィニッシュしており、昨年のマイアミではポールポジションを獲得、チェッカーも先頭で受けています(その後のペナルティにより6位に変更)。

 

イベントの開幕に先立ち、今回初めてフリープラクティス0(FP0)で2台のマシン走行が認められることを受け、日産はルーキーおよびシミュレータードライバーのアビー プリング、そしてF2ドライバーのガブリエレ ミニがルーキーFPに参加します。この機会を通して、プリングとミニ両名との関係をさらに強化するとともに、両ドライバーはシーズン11から導入されている「日産e-4ORCE 05」マシンの実車での貴重な経験を積むことができます。さらに、このセッションを通して得たデータは、同コースを初めて走行するローランドとナトーのために活用されます。

 

新たな舞台となる「マイアミ・インターナショナル・オートドローム」は全長2.32km、14のコーナーがあるコースです。序盤はテクニカルな区間が続き、後半にはターン11と13へ向けた長いストレートとその先に強いブレーキングが待ち受けます。ここはオーバーテイクポイントとしての期待が高いセクションです。サンパウロやメキシコシティと比べ、路面はスムーズなのも特徴です。

 

プリングとミニが参戦するルーキーFPは30日(金)14:30(現地時間、UTC-5)にスタート。ローランドとナトーは同日17:00のFP)で走行を開始します。31日(土)は7:30からFP2、9:40に予選、そして14:05に本戦を開始します。

Oliver Rowland on track in Mexico City

日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクター、およびチームプリンシパルであるトマソ ヴォルペは以下の通り述べました。「サンパウロとメキシコシティで好スタートを切ることができましたので、この流れを継続し、2台とも確実にポイントを獲得することが目標です。プリングとミニのルーキーFPでは、ローランドとナトーが走行前に新コースを理解するための貴重なデータが得られるはずです。これまでの2戦とは非常に異なるレイアウトなので、予選と決勝に向けて最適なセットアップを見つけるためにも、練習走行を最大限に活用する必要があります。」

Oliver Rowland smiles during a press conference
オリバー ローランド(日産フォーミュラEチーム ドライバー):

「開幕2戦で連続表彰台に上がれたのは、シーズンの出だしとして最高です。グリッド全体が非常に拮抗しているので、安定して結果を積み上げることが重要になります。マイアミは比較的ショートコースで、その分独特の難しさがあります。サンパウロやメキシコシティとは異なり、エネルギーマネジメントの要素は少なくなると予想しています。新しいコースということもあり、プリングとミニがルーキーFPで走ってくれるのは心強いですね。ここはオーバーテイクが難しくなりそうなので、予選で前方につけることが鍵になります。土曜のレースでも再び表彰台を狙います。」

Norman Nato smiling in the Nissan Formula E Team garage
ノーマン ナトー(日産フォーミュラEチーム ドライバー):

「今シーズンは、順位こそ結果に表れていないものの、ここまでのパフォーマンスにはとても満足しています。予選でもレースでもマシンの感触は良く、マイアミで走るのが楽しみです。アメリカでは毎回ポイントを獲れており、この雰囲気も大好きです。ショートコースなので予選は特に接戦になるでしょう。レースも僅差の戦いになりそうで、オーバーテイクも簡単ではありません。少ないチャンスを確実につかんで、良い結果につなげたいと思います。」

Sam Bird with headset on in the Nissan Formula E Team garage
Sam Bird

“It’s exciting to be heading to another new track for the championship in Miami. The circuit has high levels of grip which should mean an intense battle at the sharp end of the field with some peloton racing also involved. The challenge will be getting the correct set-up in place for the event as it’ll be crucial to be towards the front when the race goes flat out. It should provide some great wheel-to-wheel racing with overtaking likely towards the end of the back straight as well as into Turn 1.”