フォーミュラE

日産フォーミュラEチーム、東京大会の両レースでポイントを獲得

2026年7月27日

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日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:イヴァン エスピノーサ)は、同社のフォーミュラEチームが、東京で開催されたABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン12(2025/26)の第14戦と第15戦に参戦し、両レースでポイントを獲得したことを発表しました。ホームレース初のナイトレースとなったダブルヘッダーで、オリバー ローランドが第14戦で7位、第15戦で4位を獲得。チームメイトのノーマン ナトーも第15戦では力強い追い上げを見せて6位でフィニッシュし、チームは2戦揃ってポイントを獲得しました。この結果、ローランドはシーズン最終戦のロンドン大会を前に、ドライバーズランキングで首位とわずか14ポイント差につけています。

土曜日の第14戦は、予選ではローランド、ナトーともにわずかの差でデュエル進出を逃し、高温多湿の厳しいコンディションの中、それぞれ15番グリッドと11番グリッドからのスタートとなりました。決勝では、ローランドは巧みな戦略のもと序盤にエネルギーを温存すると、終盤にピットブーストを行い、アタックモードを使い順位を上げていきました。その結果、スターティンググリッドから8つ順位を上げて7位でフィニッシュし、貴重なチャンピオンシップポイントを獲得しました。


一方のナトーは、序盤こそポイント圏内を走行していましたが、ライバル車両との接触による5秒のタイムペナルティを消化する必要が生じ、ポイント獲得圏外の16位でレースを終えました。

 

日曜日の第15戦は、悪天候によりフリープラクティス3が中止となったため、チームが夜を徹して実施したマシンのセッティング変更を確認できないまま予選に臨むこととなりましたが、ローランド、ナトーともにデュエルに進出し、それぞれ8番グリッドと6番グリッドを獲得しました。


決勝はウェットコンディションでのスタートとなりました。刻々と変化する路面をチームは的確に見極め、力強い戦略的なレースを展開します。


セーフティカー先導での最初の1周を終えてレースが動き出すと、ローランドは早めにアタックモードを使い順位を上げます。路面が乾き始めると素晴らしいペースを見せて表彰台圏内まで浮上し、数周にわたってトップを走行し、終盤にかけてはエネルギーを巧みにマネジメントしました。レース終盤のレッドフラッグによるレース中断の後、最終ラップで後続を抑え4位を獲得しました。

 

23号車のナトーは、レース前半こそグリップに苦しんで順位を落としたものの、路面コンディションの変化に合わせて後半にアタックモードを使用。わずか6分間で7つ順位を上げる見事な追い上げで6位でフィニッシュし、ローランドと2台揃ってのポイント獲得となりました。

 

フォーミュラEは、8月14日〜16日に開催されるシーズン12最終戦ロンドンへと舞台を移します。GEN3時代最後のダブルヘッダーとなるレースで、FIAフォーミュラE世界選手権のチーム・ドライバー両タイトルの行方が決まります。

トマソ ヴォルペ(日産フォーミュラEチーム マネージングディレクター兼チームプリンシパル)「日本のファンの皆さまや、多くの日産の仲間の前で戦うことができ、大変うれしく思います。土曜日は予選の結果に苦しみましたが、戦略がうまく機能し、ローランドは順位を挽回してポイントを獲得してくれました。一方のナトーはタイムペナルティを受け、惜しくもポイントを逃す結果となりました。チャンピオンシップを争うこの時期、そしてホームレースということもあり、日曜日に流れを引き戻すことが重要でした。チーム全員が夜を徹して加えたマシンの変更を予選前に確認することができませんでしたが、両ドライバーがうまく適応してポイント圏内に入れたので、的確な判断だったと思います。昨年の東京大会ほどの結果は残せませんでしたが、ホームレースを前向きな形で締めくくれたことをうれしく思います。何より、ローランドがドライバーズランキングで首位とわずか14ポイント差につけたまま、ロンドンでの最終戦に臨めることが大きな意味を持ちます。簡単な戦いではありませんが、最終大会を前にタイトル争いに踏みとどまれていることを誇りに思います。残る2レース、持てる力のすべてを出し切ります。」

オリバー ローランド(日産フォーミュラEチーム ドライバー)

「全体として、前向きなダブルヘッダーになりました。この大会で望める最大限の結果を出せたと思いますし、タイトル争いにもしっかりと残れています。土曜日の予選はあまり振るいませんでしたが、15番グリッドから巻き返してポイントを獲得できたことで、さらに上位を狙えるポテンシャルに手応えを感じています。夜通しでチームがマシンに変更を加え迎えた日曜日は、チームの努力の甲斐あって、ナトーと私は揃ってデュエルに進出することができたので、決勝に向けてより良いポジションにつけることができました。チームの戦略は見事で、私も良い結果を残すことができました。ホームレースを締めくくるうえで、理想的な形だったと思います。首位とわずか14ポイント差でロンドンでのレースに挑めるということは、まだすべてを懸けて戦えるということです。最終レースまで、全力を尽くし続けます。」

ノーマン ナトー(日産フォーミュラEチーム ドライバー)

「土曜日は、ポイント獲得の好位置にいながらタイムペナルティを受けてしまい、悔しい一日となりました。デュエル進出をわずかの差で逃したことに加えて、ピットブースト時にペナルティを消化せざるを得なかったことが大きな痛手となりました。夜通しでいくつかマシンに変更を加え、日曜日は刻々と変化するコンディションに一日を通して対応する必要がありました。レース序盤は簡単ではありませんでしたが、路面が乾くにつれて攻めることができ、順位を上げて6位でフィニッシュできました。特にホームレースで、ようやくクリーンなレースができ、チームのために良いポイント獲得できたことをうれしく思います。このダブルヘッダーを通じて、日産ファンの皆さまからいただいた応援は本当に素晴らしいものでした。次はロンドンに集中し、シーズンを最高の形で締めくくれるよう全力を尽くします。」