フォーミュラE

日産フォーミュラEチーム、ロンドン大会の両レースで入賞しシーズン12を締めくくる

2026年8月17日

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Oliver Rowland leads Norman Nato in the London E-Prix

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:イヴァン エスピノーサ)は、同社のフォーミュラEチームが、ABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン12(2025/26)の最終戦となるロンドンE-Prixの第16戦と第17戦に参戦し、両レースでポイントを獲得したことを発表しました。オリバー ローランドは両レースともに入賞し、ノーマン ナトーも第17戦でトップ10フィニッシュを果たし、チームはシーズン12およびGEN3時代を締めくくりました。

第16戦となる土曜日のレースでは、ローランド、ナトーともに予選でデュエル進出を逃し、それぞれ13番グリッド、16番グリッドからスタートしました。決勝では、フルコースイエローの発動により、ローランドは戦略面で影響を受けたものの、終盤の追い上げで10位まで順位を上げ、ファステストラップのボーナスポイントも獲得しました。一方のナトーは、スタート直後に順位を上げたものの、ライバル車両との接触によるタイヤのパンクもあり、最終的に15位でフィニッシュしました。

 

シーズン最終戦となる日曜日の第17戦では、予選で苦戦を強いられ、ローランドは17番グリッドからのスタートとなりました。ナトーは技術的なトラブルによりアタックラップを記録できず、19番グリッドからレースに臨みました。決勝では、序盤にエネルギーを温存する戦略を採用し、両ドライバーとも後半にアタックモードを使用しました。レースの大半をポイント圏外で走行したものの、終盤に積極的な追い上げを見せ、アクシデントを回避しながら順位を上げました。ローランドは9位まで浮上し、第16戦に続いてファステストラップのボーナスポイントを獲得しました。ナトーも10位でフィニッシュし、チームはシーズン最終戦をダブル入賞で締めくくりました。

 

シーズン12の総括


日産フォーミュラEチームはシーズン12を通じて、モナコでの優勝を含む6度の表彰台を獲得しました。ローランドはシーズン最終戦までドライバーズタイトル争いを展開し、サンパウロ、メキシコシティ、ジェッダ、ベルリンで表彰台を獲得しました。ナトーもシーズンを通じて安定してポイントを積み重ね、ベルリンでは5位入賞を果たしました。中国大会では苦戦を強いられたものの、チームはホームレースである東京大会からロンドン大会までの4レースすべてでポイントを獲得し、シーズンを締めくくりました。

 

この結果、日産フォーミュラEチームはチームランキング6位、ローランドはドライバーズランキング4位、ナトーは19位となりました。また、日産はマニュファクチャラーズランキング5位でシーズンを終えました。

 

チームは今後、シーズン13開幕に向けてGEN4マシンの開発に注力します。フォーミュラEのGEN4時代は、2026年11月に予定されるプレシーズンテストから幕を開けます。なお、ドライバーのノーマン ナトーは本シーズン12をもって日産チームを離れます。

Norman Nato during the London E-Prix

トマソ ヴォルペ(日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクター、およびチームプリンシパル):「今週末は予選で十分なペースを発揮できず、目標としていた結果を狙うことが難しい状況でした。ロンドン大会を通じて目標を達成することはできませんでしたが、両ドライバーが追い上げを見せ、ポイント圏内でシーズンを締めくくることができたことをうれしく思います。
今シーズンは好調な時期もあれば苦しい時期もあり、安定性という面では課題が残りました。しかし、チーム全員が常にベストを尽くし、最後の週末までドライバーズタイトル争いを続けることができました。最後まで戦い抜いてくれたドライバーとチーム全員に感謝しています。
GEN3時代を振り返ると、本当に素晴らしい歩みでした。シーズン9のスタート時には新チームとして参戦しましたが、この4年間で21回の表彰台、7勝、そしてドライバーズタイトルを獲得することができました。私たちはこの成果を誇りに思っています。

また、この機会にナトーにも心から感謝を伝えたいと思います。彼はGEN3プロジェクトにおいて非常に重要な存在でした。過去4シーズンのうち3シーズンを共に戦い、シーズン9にはチーム初の表彰台獲得にも貢献してくれました。競技面はもちろん、チームを支えるさまざまな場面での貢献は、チームの成功に欠かせないものでした。今後の活躍を心から願っています。
私たちはすでにGEN4とシーズン13に向けて歩みを進めています。私たちの挑戦はまだ続きます。GEN4でもさらなる成功を目指していきます。」

Oliver Rowland at the Formula E autograph session
オリバー ローランド

「このサーキットが私たちにとって簡単なコースではないことは分かっていましたし、苦戦した予選から狙っていたポイントを獲得することは容易ではありませんでした。それでも、3シーズン連続でドライバーズランキングトップ4に入ることができたことは誇るべき成果だと思います。シーズンを通して厳しい戦いが続きましたが、チーム全員が最後まで諦めずに戦い続けてくれました。



GEN3時代はチームにとっても私自身にとっても素晴らしい期間でした。多くの思い出と重要な節目を刻むことができました。今後はGEN4に向けて準備を進めていきます。フォーミュラEにとって大きな進化となる新時代がどのようなものになるのか、とても楽しみにしています。」

Norman Nato smiling in his race suit
ノーマン ナトー

「厳しい週末となりましたが、最終戦をトップ10フィニッシュで終えられたことをうれしく思います。今シーズンは難しい一年でした。個人的にはこれまでで最高の走りができたと感じていますが、それを結果に結び付けることができませんでした。これもモータースポーツの一部ですが、チーム全員が最後まで諦めずに戦い続けたことを誇りに思います。日産フォーミュラEチームのすべての皆さんに心から感謝しています。チームでの3年間は素晴らしい時間でした。エンジニア、メカニック、そして舞台裏で支えてくれたすべての方々に感謝しています。



今後はキャリアの新たなステージへ進みますが、フォーミュラEで過ごした時間、そしてこの選手権の一員であったことを心から誇りに思います。ひとまずのお別れになりますが、また皆さんとお会いできることを願っています。」