ミサノ・ワールド・サーキットで行われた土曜日の第6戦において、ローランドは5番手でスタートした後、素晴らしいパフォーマンスを見せて終始強いペースで走り切りました。レース自体は2位でのゴールでしたが、その後の車両検査で暫定1位のドライバーが失格となり、ローランドが繰り上がり優勝となりました。日曜日の第7戦ではローランドは10番グリッドのスタートから追い上げ、先頭集団で勝負しましたが、データの技術的な問題が原因で、最終ラップでマシンがストップしてしまいました。
サッシャ フェネストラズは、土曜日の第6戦では懸命な走りで9位に入り、ポイントを獲得して翌日の第7戦につなげました。日曜日は13番スタートから、素晴らしい走りで見事な追い上げを見せ、5位でレースを終え、両レースでポイントを獲得しました。
また、金曜日には若手ドライバー向けのセッションFP0(フリープラクティス0)が開催されました。日産フォーミュラEチームのリザーブ兼シミュレータードライバーであるカイオ コレットは、同セッションにおいて初めて日産「e-4ORCE 04」をドライブし、チームの週末のレース参戦に向けた準備に貢献しました。
イタリア大会の結果を反映したドライバーズランキングで、ローランドは同率1位の2人から9ポイント差の3位を維持、チームランキングでは4位となりました。チームは次回、4月27日(土)に開催される第8戦モナコ大会に向け既に準備を始めています。