日産フォーミュラEチームは、前回の東京でのレース結果を受け、チームランキングのトップに返り咲きました。これにより、ドライバーズランキング、マニュファクチャラーズランキングを含むすべてのランキングで首位に立っています。東京でホーム優勝を果たしたオリバー ローランドは、上海のレースでドライバーズランキングの差をさらに拡大することを目指します。また、17号車をドライブするノーマン ナトーは表彰台を狙います。中国でのシリーズ開催は今回が5度目、うち上海での開催は2度目です。ローランドは昨年開催された上海E-PRIXでは4位、シーズン6の三亜E-PRIXでは、ポールポジションからスタート、2位でゴールしフォーミュラEにおいて初の表彰台を獲得しました。
今週末の舞台となる上海インターナショナルサーキットは、シーズン10と同様にフォーミュラE特有のレイアウトを採用しています。このサーキットは全12のコーナーで構成されており、テクニカルなループ状のコーナー1から連続したコーナー2、4と進むにつれ、徐々にコース幅がタイトになっていきます。また、コーナー6と10のブレーキングゾーンは、最も追い越しが発生しやすいポイントとなるでしょう。土曜日のレースは、シーズンで4回目のピットブーストが導入されます。日産フォーミュラEチームは、これまでにピットブーストが導入された東京とジェッダで2位、モナコで優勝するなど好成績を収めています。
金曜日の現地時間16:00(UTC+8)からフリープラクティス、土曜日、日曜日共に予選は10:20開始、レースは15:00スタートです。